Level Architects
KENICHI
IZUHARA

出原 賢一(Kenichi Izuhara)

1974年生まれ
芝浦工業大学大学院工学研究科建設工学専攻修了
納谷建築設計事務所を経て、 2004年LEVEL Architects設立
2024年株式会社LEVEL Architects一級建築士事務所

暮らしと風景をつなぎ、土地を豊かに使い切る

 建築は、単なる雨風を凌ぐための「器」や「箱」ではありません。 その土地が持つ地形や気候、そして住まう方の価値観が重なり合い、長く使い続けられることで意味を増していく。建築を、そのような「文化」に近い存在だと考えています。
だからこそ、短期的な流行を追うのではなく、毎日の暮らしを大切に考え、数十年先もこの場所で良かったと思えるような設計を心掛けています。

日常に「非日常」を差し込む

 設計の大きなテーマは、住宅としての使いやすさを大前提としながら、そこに「非日常の空間」を少しだけ差し込むことです。
転機となったのは、鎌倉・材木座で計画したセカンドハウス兼スタジオのプロジェクトでした。海に開かれた開放感や、水の音に沈み込むような感覚、部屋ごとに異なるテーマ……。そこで得た「音」や「匂い」といった五感に響くリゾートの要素は、今の私の住宅設計にも深く息づいています。
雨の音に耳を澄ませ、風の抜けを感じ、土の香りを愉しむ。 日常の風景の中に、ふとした贅沢を感じられる仕掛けを織り交ぜることで、住まいはもっと豊かな場所になると信じています。

カーテンを閉め切らない、開放的な暮らし

 設計において最も大切にしているのは、「内と外の境界線」をどうデザインするかです。
たとえば、「カーテンのいらないLDK」をどのようにつくるか。
深い軒を持つテラスを設け、外構計画と一体となって空間を構成することで、プライバシーを守りながらも外の気配を存分に取り込むことができます。
また、家の中に「行き止まり」をつくらず、淀みのない動線を描くことも私のこだわりです。歩くたびに視線が次々と変化し、日常の中に小さな発見がある。そんな、内と外が心地よく溶け合う住まいを追求しています。

あなたの「断片」を、一つの物語に

 家づくりは、皆様の想いを形にするためのお手伝いです。 「どんな生活を送りたいか」「どんな部屋が好きか」、まずはイメージを何でも私に投げかけてください。写真、言葉、断片的なメモ……どんな形でも構いません。
私の役割は、それらをプロの視点で一つにまとめ上げ、そこに「少しのサプライズ」を添えてご提案することです。最近ではCGなども併用しながら、完成後の暮らしをしっかりイメージできる打ち合わせを大切にしています。
「頼んでよかった」
そう言っていただけるよう、一軒一軒、誠実に向き合います。
まずは、あなたの理想や夢を、私に聞かせてください。そこから、あなただけの新しい暮らしが始まります。